【体験談】ペアーズで出会った彼氏と同棲中

なんか正直、自分がペアーズやってた時に見た「成功の秘訣!」的な記事に納得がいかなかったので書いてみる。
あくまで、私の経験談としてだが。

 

 

ネットの出会いって怖くないの?

何名かの友人には、彼氏との出会いをペアーズであると明かしているが、必ず一番に聞かれるのが「怖くなかったの?」という質問だ。
いや、普通に怖かったです。
だから、最初はプロフィールに首から下の写真しか載せていませんでした。登録前に「女性は顔出さなくてもメッセージくるよ」と聞いていたので。

あと、ペアーズって(女性の場合は)メッセージのやりとりが始まる段階で身分証明書を提出しなきゃいけなくなるんですけど、これがペアーズへの信頼感に繋がりました。

だって、保険証や運転免許の情報を取られるわけですよ?簡単に悪さできますか?

…とはいえ、注意を怠らないよう気を張ってはいましたが。
まぁ、なんだかんだで私の場合は、結果として怖い人にあったり、騙されたり、嫌な思いをしたことはありませんでした。ご参考までに。

 

ペアーズに登録したきっかけ

きっかけは前の彼氏と別れたことだった。別れた瞬間、なにがいけなかったか、自分の譲れないものはなにか、どういう付き合いがしたいのか、自己分析がすさまじい勢いで頭の中を駆け巡った。
私は自分のパートナーに1000万円の収入は求めない

でも、私には1000万円の収入以上に彼氏に求める要素がある!これを満たす人であれば、絶対一緒に楽しくすごせる!
しかし、求めるものが明確になったところで、私の周りには男性が居ないに等しかった。当時、職場に男性は0人だった。
市場調査がしたい!!私がはっきり分かった私に必要な男性の条件、それに当てはまる人はこの世にどれくらいいるのか!?
この勢いで登録したのがペアーズだ。
市場調査と言う意味では、男性登録者の多さとネットという広い検索範囲はかなり好都合だった。
ちなみに、私がペアーズに登録したのは彼氏と別れた次の日だ。異常者だよね。でも、この異常な決断のおかげで今の幸せがあると断言しておきたい。

 

男性に「いいね!」する基準

ペアーズ攻略サイトには、写真!とにかく写りのいい写真!写真が良くなきゃ(イケメンでなきゃ)スタートラインに立てない!と書いてありますが…実際どうなんですかね?

だって、疑いません?あんまり写真が良質だったり、イケメンだったりすると。

どこで撮ったんだこの写真?スタジオで?プロカメラマン?そこまでする真意は??と疑り深い私はぐるぐる考えた挙句、ナニかあると踏んでしまいます。
そんなわけで、とにかく写りの良すぎる写真は信用ならねぇという基準にしかなりませんでした。

もちろん、写真が素敵だからという理由で「いいね!」を押したことはありませんでした。…まぁ、あくまで私の場合ですけど。
あと、やたら上手な角度の自撮り写真も同じですね。だって、男性ってそんなに自撮りする機会ないでしょ?別によく自撮りをする男性をクサすわけではないが、あまり写真がうますぎたり画質が良すぎたりすると、本人以外の力が働いていないかな?詐欺か何かかな?と思ってしまう。

今思うと考えすぎだった気もするが、こっちは「ペアーズって怖くないの?」→「…それでも登録してみるか!」っていうところからスタートしているわけで、身の安全についてはここぞとばかりに気を張っていますからね。
なので、集合写真を切り抜いてる男性正面からただただ写したような自撮りの男性はポイントが高かったです。

あと、いいね!の数が少ないと女性に見向きもされないってのも…本当かな?と思います。
だって、人気商品がほしいわけじゃないもん。あと、1000いいね!持ってる男性が、今更、私のメッセージを読んでくれるとも思えないしね。

 

私のプロフィール

現在進行形でペアーズに登録している方が一番気になるのはここかもしれない。
ただ、私のプロフィールは何を書いていたか忘れる程度のものだった。
それぐらい、力を入れていなかった。一応、彼に私のプロフィールの何をみてピンときたか聞いてみると「映画好き女子だけど、ゆるふわ映画のコミュニティに全く所属していないから」とのことだった。

◼︎コミュニティ

たしかに私の所属していた映画関係のコミュニティは、「黒澤映画」「MARVEL」「ロッキー」「ダンボ」といったラインナップだった。こうして振り返ると、映画を通して自分の価値観を伝えるような登録の仕方はしていたかもしれない。
「モテるから」「男ウケするから」といった理由でコミュニティに所属したり、プロフィールを書いたりは一切しなかった。それは、上手くいった要因のひとつだと胸を張って言える。
だって、私に必要なパートナーは年収1000万円の人ではなく、町山智浩さんのしょうもない下ネタで一緒に笑える人」だとハッキリ分かっていたから。

 

◼︎写真

なんだかんだ最終的に顔の出ている写真は公開していた。

最初は、顔出しが怖くて首から下の写真のみを上げていたが、やはり自分が男性を選ぶときに重要視する「この人まともそうかな?」という大変曖昧だが、身の安全のためには最も大切な部分を判断するのに写真はかなり参考にしていたからだ。
シャーロック・ホームズじゃないが、服のよれ具合髪型を見れば清潔感の有無はわかるし、背景や状況や表情からヤベェ奴かどうか自分と合う人かどうかの判断は色々できる部分はあった。

自分が写真からかなりの量の情報を得ているのだから、やはり自分も写真出そう!と写真を出しました。
もちろん(?)、私は美人というわけではないですが、それでもいいね!は増えました。やっぱり顔が見えると安心するよね。
あと、彼曰く男性側はちょこちょこネズミ講の類にひっかかるらしく、そういった意味でも安心されるかと思います。
男子も女子も加工しまくるより、リアルな写真で実在感をかもし出すといいのではないでしょうか?

 

実際にペアーズで出会うまで

私の場合は、主義主張がハッキリしている自分と対等に話せる相手、嫌な言い方をしてしまうと主張の強い女性に引かないで対峙できる男性というのが第一条件だった。
主義主張のハッキリした女性に慣れている…なんなら強い発言をする女性の話を好んで聞くような男性…そんな男性はどのようなコミュニティに集まるだろうか…。
ところで、私はAMラジオが大好きだ

小島慶子さん、ジェーン・スーさんといった女性パーソナリティの番組を好んで聞くような人なら上記に当てはまるのではないか。
そして、AMラジオ好きのコミュニティを探し始める。なるほど…別にトークが好きでAM聞く人ばかりじゃないんだな。おしゃれな質のいい音楽好きでAM聞く人もいるんだな…勉強になる。ごめんね、AMは一律ボンクラのためにあるものだ勘違いしていたよ…。
ボンクラAMラジオリスナーを探す私。そして見つけた今の彼氏。所属コミュニティには、「AMラジオ」のほかに町山智浩」の文字が!
これは絶対合う!元彼に「なんでそんな過激な言い方するの?」とめんどくさいこと言われ続け、自分の発言いちいち検閲をいれることに疲れ果てていた私の目から火花が飛び散った。
…が、しかし、この時私はペアーズをはじめて1週間経ったところであり、怒涛のメッセージ返信ラッシュに追われていた。
そのため、お互い「いいね!」のマッチング状態にはなったものの、 メッセージのやり取りは始まらずにいた。彼も当時似たような状況だったらしい。
メッセージラッシュが収まった頃に彼から再度連絡があり、やっとコミュニケーションが始まったのだ。

そこからは、3日ほどペアーズ内でメッセージをやりとりしたあと、LINEに移り、LINE通話を経てからはすぐにデートの約束をしました。


具体的な話をすると、登録したのが10月初旬で付き合ったのが11月下旬なので実質の登録期間は丸2ヶ月ってところですね。
メッセージやりとりした人数は忘れました。でも、ワン切りしたりされたりも含めて20人くらいだったかな?

 

なんでうまくいったの?

結論から言うと、自分の欲しいものが明確に分かっていたからですね。
どこの恋愛コラムにも書いてあるようなことだけど、ここは本当にポイントだったんだなと痛感しております。
よく高望みしすぎるから恋人ができないんだと言われます。

まるで、謙虚になってハードルを下げればいい恋人に出会えるとでも言うように。清貧の思想みたいなやつ。
でも、実際はちがった。自分にとって必要なハードルを諦めたらその先にはツライお付き合いしか待っていなかった。
逆に、本当に求めたいものをしっかり求めたらぴったりな人に出会えた。そこは強調しておきたいし、そういう出会いを求めるならペアーズはとてもいいツールだと思う。
だって、「女は弱いところを見せなきゃダメ!」とか「隙を見せなきゃ男は寄ってこない!」とか、もうクソ喰らえじゃないですか。
そういう人らは自ら狩りに出るといいよ。そんなわけでみんなペアーズやろ(あからさマーケティング